検査員が「これは凄い!」とうなった施工方法をや技術・・・・
1枚目の写真は防水検査時の写真でバルコニーの立ち上がりから内部までFRP防水が巻き込んであるのが確認出来ます。
2枚目は外部より腰窓の廻りを撮影した写真で下部をゴムアスファルトで先貼り施工されています。雨漏りの原因はサッシ廻り、設備の貫通部が大半です。写真に掲載はしていませんが、ダクト廻り等も塩ビ製の専用材料が使用されており、防水へのこだわりを感じます。又、他の工程の検査でも感じたのですが、金物、釘一本の施工に至っても非常に丁寧な施工がなされており監督さん、職人さんの努力の結晶を感じた現場でした。(No.247)
施工会社 徳島県 株式会社 山口智己建築アトリエ
ベランダ壁手摺の下地段階を撮影しました。
ベランダ木下地に外部シートが貼られ外部胴縁が打たれところですが、笠木にオレンジ色の養生材がかぶせられています。なぜかと現場担当者の方にお聞きしましたら、外部シートで仕様通り重ね代を守り、入り角出角は一体成形された部材を使って止水処理は万全をつくしたのですが、一番肝心なベランダ笠木部分は誰もが足を掛けたくなる部分で結構外部シートが傷んでいることが多かったのです。これらを予防するためにオレンジ色で目立たせ、養生材できちっと養生をすることで外部工事が完了するまで止水を完璧に維持するとのことでした。
ここまで養生にこだわられた工務店さんは雨漏り瑕疵に対する姿勢がすばらしいです。(NO.298)
施工会社 株式会社トーワホーム
筋交いプレートは基準法にのっとった施工方法が要求される重要な部分です。このプレートを撮影しました施工者様は法律遵守の観点から、確実なチェックに努めておられました。写真の内容は先ず筋交いの位置、向きの確認・筋交いプレートの確認・ビスの長さ、本数の確認にマジックで点チェック、ビス忘れの部分にはマジックで丸を描きビス打ちを指示し施工完了で赤色スプレーを吹付けてチェック完了を表示。ここの施工店の現場はチェックがされていることが分かる、分かりやすい見える化がされた優れた現場チェックでした。(NO.298)
施工会社 株式会社トーワホーム