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内装下地のひと手間!

ホームリサーチ
写真はクロス下地検査にお伺いしたときの一枚です。
こちらは下地にプラスターボードを利用する場合に使う寒冷紗テープ(コーナービード)です。
寒冷紗テープは、壁や柱などの出隅部分に取り付け、仕上がりを綺麗に見せる、物があたっても破損しないように保護するため利用されます。

最近の内装仕上げには、板張り、クロス貼り、珪藻土、EP塗りや漆喰塗りなど様々なものがありお客様の希望やご予算に合わせてたくさんの選択肢からご提案しているかと思いますが一般的にはプラスターボードを下地に、ビニールクロスや珪藻土、漆喰塗りが多くあるかと思います。

引渡し後のお客様からのクレームで、常に上位にランキングされているのが、壁材のシワやヒビ割れ、不陸などです。これらはプラスターボード下地の挙動などが原因で起こります。

今回の寒冷紗テープは、パテを補強するものでプラスターボード下地の挙動を防ぐものではありませんが、出隅においては目地を割れにくくし、シワなどの軽減に効果があります。

専用の補強材や資材などは、用途や使い方など理解し正しく使うことでその効果を十分に発揮します。これらを上手に使い、また施工の工夫をすることで『クレーム無しの家』を目指しましょう。

これもECO !?

ホームリサーチ建物を作る際に、一番最初に現場で行う工事が、地縄張り、丁張り掛けかと思います。

今でも、垂木杭を地面に打ち込んで丁張りを掛ける基礎屋さんが多いですが、ここにもECOを発見しました。

スチール製の杭です。

優良施工とは若干趣旨が違いますが、垂木杭は2度3度使うと折れてしまったり、先が曲がったりしてしまい、杭としての使命は終わり、処分されがちです。

これも表には見えない…
企業努力かなと思います。(109)