外壁系

ダクトの取り付けに一手間

ホームリサーチ
一般によく見かけるダクトパイプの取り付けは、右側に間柱がありますがこれに2本のビス留めをするだけの固定です。この写真のようにされることは後の仕事を楽にする、例えばブルーシートが写っていますがこれは外部壁の透湿防水シートに代わります。この際下地があるのでダクト回りの止水工事が確実に施工できます。また固定が確実にされているため換気扇などの振動が発生するような場合は嫌な共鳴がしにくい施工方法となります。今ここで手間を加えるか、後で手間がかかってしまうかの判断の良し悪しは大工さんの知恵と経験がこの場で物を言うのでしょう。この判断はお客さまの財産を守ります。

施工会社  丸共建設株式会社

サッシ廻りの防水方法

晴れ

ホームリサーチ雨漏り事故の約8割が、屋根ではなく、外壁からの雨水浸入によるものです。その中でも特に多いケースが、サッシ廻りからの雨漏りです。
特に木造用住宅サッシは、鉄骨用、RC用のサッシと比較しても格段に各構成部材の肉厚が薄く、変形に弱いのです。そこで近年、このサッシからの雨漏りを阻止しようと、従来にはあまり見られなかった設置方法を取り入れる会社が多くなってきました。
サッシ自体が柱や、壁の収縮に追随できず、変形して隙間が生じやすいことを念頭におき、コチラの現場の写真のようにサッシの下側にあらかじめ防水シートを余分に敷き込み、なおかつ樹脂製の捨て水切りを下敷きにして排水への対処をしています。
こうしてあれば、例えサッシの隙間から雨が入り込む状況になったとしても、壁の内部に雨が侵入する前に、スムーズに外壁側へと雨水を排水することが可能です。
ふた手間と、材料費などのお金がかかりますが、構造体の変形、外壁のコーキング切れなど、後々必ず起こり得ることを考えれば、安全で親切な施工であると言えるでしょう。
施工会社 神奈川県 (有)トータルハウジング久野