検査員が「これは凄い!」とうなった施工方法をや技術・・・・
ご存知の通り基礎工事とは、上屋を支える重要な部分です。
その基礎の端部やコーナー部分には、より力が加わる大事な箇所になります。
この工務店さんは、全ての住宅に、力の加わる外周部立ち上がりのコーナー部分に、上下共にD13の鉄筋を補強の為に配筋しています。
そしてスラブにも1本、斜めに補強筋を配筋しているのが解るかと思います。
一般的な木造の住宅の基礎では、あまり見かけないひと手間ではないでしょうか。
何のために白ボンドをプラスターボードの切れ目に充填しているか分かりますか?
特に開口部周り・階段室・吹き抜けのプラスターボードの継ぎ足し部のクロスの切れ・よじれを予防するためにと大工さんの経験からきた工夫です。私も多くの建築現場を検査しましたが、ここまで経験を生かされた現場は初めてです。さすがです。
(NO.298)
施工会社 株式会社 オームラ設計