最近の優良施工

基礎を貫通するスリーブ

ホームリサーチ建築の多くの検査項目として、最重要事項の一つに鉄筋のかぶり厚の確保がチェックされます。
かぶり厚の基準は、土に接する部分は60o以上、その他は40o以上と決められています。
施工写真は基礎主筋・縦筋に直接結束線で固定されてはいませんが、雑鉄筋に結束して主要な鉄筋からはかぶり厚40o確保されて基準はクリアされていました。
よく見落とされる部分ですが、基本部分を理解されている監督さん・職人さんのレベルの高さを感じます。
さらに施工レベルアップのために樹脂製のスリーブホルダーを使用されると、確実にかぶり厚が確保でき、見栄えもよく品質の良さをアピールできるのでは。
施工会社 愛知県 青山建設

サッシ廻りの防水方法

晴れ

ホームリサーチ雨漏り事故の約8割が、屋根ではなく、外壁からの雨水浸入によるものです。その中でも特に多いケースが、サッシ廻りからの雨漏りです。
特に木造用住宅サッシは、鉄骨用、RC用のサッシと比較しても格段に各構成部材の肉厚が薄く、変形に弱いのです。そこで近年、このサッシからの雨漏りを阻止しようと、従来にはあまり見られなかった設置方法を取り入れる会社が多くなってきました。
サッシ自体が柱や、壁の収縮に追随できず、変形して隙間が生じやすいことを念頭におき、コチラの現場の写真のようにサッシの下側にあらかじめ防水シートを余分に敷き込み、なおかつ樹脂製の捨て水切りを下敷きにして排水への対処をしています。
こうしてあれば、例えサッシの隙間から雨が入り込む状況になったとしても、壁の内部に雨が侵入する前に、スムーズに外壁側へと雨水を排水することが可能です。
ふた手間と、材料費などのお金がかかりますが、構造体の変形、外壁のコーキング切れなど、後々必ず起こり得ることを考えれば、安全で親切な施工であると言えるでしょう。
施工会社 神奈川県 (有)トータルハウジング久野

きれいな現場

雨

ホームリサーチこの写真は、床下地合板施工終了時の様子を撮影したものです。床全面にとても丁寧にビニール製のラッピング養生が施されています。この状態で作業を行えば、木くずや石膏ボードの破片などの掃除もしやすく、床下地合板への付着物も無いためフローリング施工時まで、床下地合板の状態を良好にキープする事が可能です。又、多少の湿気や履物による汚れ
の付着も防げるため現場の美化にもつながります。いつ誰が行ってもきれいな現場は、気持ちがいいものです。

施工会社 新潟 アサヒアレックス(株)

丁寧な断熱材の取り付け

ホームリサーチ晴れ

ホームリサーチ断熱材を取り付ける断熱工事です。この写真のようなグラスウールなどの繊維系の断熱材は、材料自体が柔らかいためにキチンと留め付けようとすると、これが結構面倒な仕事となります。
壁や天井の中に隠れてしまうというせいもあり、多くの職人さんが、それほど気を使って仕事をしない部分ってのもあるんですが・・・。
こちらの現場の断熱材。お分かりいただけると思いますが、シワ、隙間ひとつなく、ほんとうにキッチリと留めてありました。多少のたるみや、少しのゆがみが生じてしまっても、やむを得ない材料ではあるのですが、ココの大工さんの仕事は本当に綺麗。
見えないところこそ気を抜かずに・・・。
出来上がりを見ただけでは分からない、職人さんの隠れたナイスプレーのひとつです。

施工会社 神奈川県 (有)ハウジングコーディネイト