検査員が「これは凄い!」とうなった施工方法をや技術・・・・
上の写真は柱面で土台がカットされていますが、ほぞ穴は半ほぞの加工がされています。よく使われるほぞよりは長手が短く土台の端の部分をより多く残して土台をいじめない工夫がされています。下の写真は土台の交差部分ですが、蟻継ぎとホールダウンボルトの穴とさらにここでよく使われるほぞ穴を加工したら土台に無理が掛かります。そこでこの現場の大工さんは、ほぞ穴を半ほぞにして、さらに土台を伸ばす(角つき)という伝統的な加工をされていました。これなら通し柱が建ったとき土台に無理が掛からず、素晴らしい軸組みになることでしょう!(NO.298)
施工会社 山の木の家