No.58の記事

どちらを選びますか?

ホームリサーチ

ホームリサーチ鉄筋のジョイントは、強度、手間、コスト的にもなるべくなら少ない方が理想です。
ただ現実的に現場で組み立てを行う以上、鉄筋のジョイントは至るところで発生します。

この写真は、ベタ基礎のスラブ筋のジョイント部分です。
どちらの写真も、D13の配筋で継ぎ手の定着の長さが40d以上確保されており、問題はありません。

では2枚の写真、どこが違うのでしょう?

片方は、隣り合う鉄筋のジョイント部分が千鳥に配筋されていました。

RC造の梁や柱の隣り合う鉄筋のジョイント部分は、位置や定着長さなど細かく決められていますが、床盤の配筋に至っては、取り決めはありません。

どこまで強度的に影響するのはわかりませんが、『どちらがいいの?』とお客様に聞かれた場合、どう答えるのでしょう。

工務店様、基礎屋さんの『ひと手間』心遣いがわかりますね。