検査員が「これは凄い!」とうなった施工方法をや技術・・・・
鋼製床束の下部の写真です。
一般的な施工は専用接着剤を土間コンクリートに塗布後、鋼製床束の底部分を接着するまでで施工完了ですが、撮影しました現場の大工さんは床鳴りをしないようにとこだわりを持っていて、さらに土間コンクリート部分にコンクリート専用のビスを打ち、床束の外れ防止をしていました。
施工会社 株式会社匠建ワークス
写真に写っています土台に昔の大工さんの“教え“があります。
出角の所にほぞ穴があり、ここは通し柱が鎮座するところです。
通し柱がい又9に納まってから、右側土台が基礎から少し出ていますがこの部分(角)を切るのです。こうすることによって何が良いかといいますと土台傷めないのです。最近プレカットといって工場で木材を先に加工して現場で組み立てることが殆どになりましたが、このような角はあとで切るからと言えば写真のような材料が現場に運ばれてきます。
何も言わなければ角は切られ、ほぞ穴の右側の木部分は15ミリ程度しか残らなく、通し柱のほぞが入った時にほぞ穴は広げられ15ミリの木部分はほとんどひびが入るか、割れてしまいボンドで接着補修するというような残念なことになってしまいます。
何十年も経って育った木材をうまく活かす先人の知恵はさすがです。
施工会社 山の木の家
仮設トイレの清掃、廃材の後片付け、資材の整理整頓や管理、現場の養生、安全面への配慮、・・・・これらは工事現場の基本です。
仮設トイレにスリッパを置いていた工務店は現場はすごく綺麗で、一工程終わるごとに整理整頓、検査写真も写りは凄く綺麗、会社、工事担当者の前向きな姿勢が素晴らしいです。
一時が万事、建築工事内容すべてに連動すると思います。
現場がわれわれ建築に携わる全ての人の舞台です。
施工会社 栃井建設工業株式会社
これは、構造金物検査(中間検査時)に撮影した写真です。見ての通り、現場内は非常に整理整頓、清掃が行き届いており、検査も気持ち良くできました。
又、一階から二階へあがる階段も現段階では梯子ですが、きっちりと固定されており、二階部分には落下防止の仮手摺まで設置されていました。
建物が完成してしまえば見えない部分ですが、工事中のこの様な一つ一つが優良な施工になると思います。
ちなみにこの現場検査では問題点は見当たりませんでした。
施工会社 大阪府 株式会社サンユー都市開発