検査員が「これは凄い!」とうなった施工方法をや技術・・・・
この写真は基礎配筋検査時の写真です。写真部分は人通口と言う部分の配筋写真です。建物完成時に床下を点検する時の通り道になる開口部分です。この部分は沢山の鉄筋が入り乱れて鉄筋が団子状態になりやすくコンクリート打設時に下部に廻りにくくなり空洞状態になりやすい部分です。しかしこの現場は鉄筋を斜めにしたりして鉄筋の多重結束を回避しています。ビルダー様の見えないひと手間が見えます。(No.247)
施工会社 兵庫県 株式会社 基住
ゴミバケットに手を突っ込んでいた大工さんがいたので写真を撮りました。何をしてるんですか?と質問をしましたら、何と!「ゴミが沢山入るように並べてるんだよ!」と言っていました。私も何件も色々な工務店様に検査にお伺いいたしましたが、現場の職人様がゴミバケットの中を整理しているのは初めて見ました。工務店の監督さんでも見たことないですし、社長さんはよくゴミバケットの中を整理する姿は良く見かけますが、経営者と同じく現場の職人様がここまでの意識を持って仕事に向う姿を見て、今でもおみえになりました昔かたぎの大工さん!と感動しました。(NO.298)
施工会社 リーズ株式会社
これは基礎配筋検査時に撮影した1枚です。何が優良かおわかりになりますか?よーく見て下さい。スラブ配筋の全ての交差部が結束されています。私も数多く検査を行っていますが初めて見てビックリです。結束はコンクリート打設時に鉄筋がバラけない為の措置です。通常は一つ飛ばしの結束が多いのですが。。。感動及び脱帽いたしました。(No.247)
施工会社 奈良県 株式会社 竹村工務店
基礎工事中に設備配管をするために配管より大きめサイズの紙製のスリーブをコンクリート打設する前に型枠内に入れておきます。そのため、コンクリート打設後型枠を外すと設備配管より大きめの穴が空いてしまいます。その穴に塩ビの排水管を差し込むと当然隙間が空きます。写真は隙間にモルタルが丁寧に充填されています。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)の抜粋ですが、配管施工の一般事項として建築物内に設備配管施工する場合には、工事の進捗に伴う吊り金物、支持金物等の取り付け及び管スリーブの埋込みを遅延なく行うとありますが、まさに仕様書通りの施工がされていました。以外にあまり施工されていないのが現状です。(NO.298)
施工会社 株式会社日伸建設