検査員が「これは凄い!」とうなった施工方法をや技術・・・・
基礎配筋の写真です。
コーナー部分の配筋の仕方を見てください。
上段主筋がD13ミリが2本、D10ミリが腹筋として1本、土間スラブ筋がD13ミリで1本、下段主筋がD13ミリ1本の配筋です。鉄筋の継ぎ手の位置に注目してください。上段主筋がD13ミリの2本の内、最上部の1本の鉄筋がコーナー継ぎ手でジョイントされ、もう1本がコーナーから左プラスチックドーナッツのところで継ぎ手ジョイント、上段から3本目D10ミリがコーナー部分で継ぎ手ジョイントとコーナー部分での鉄筋のジョイントを出来る限り少なくして、コンクリートの充填を十分満足するように配筋施工がされています。他社の殆どの現場でよく見られるのが、基礎横筋全てをコーナー部分で継ぎ手ジョイントする施工ですが、この写真のように施工されることで鉄筋のかぶりを十分確保し、十分な基礎の強度を発揮できるのです。
お手本にしていただきたい施工写真です。(NO.298)
施工会社 青山建設株式会社
ホームリサーチ岐阜 KWです。写真真ん中に胴縁が立っていますが、お手製のビスピッチマーカーを横から見た写真です。胴縁にビスピッチ150ミリ(写真はプラスターボードの釘ピッチ150ミリ)間隔に、且つ ボード縁空き分を胴縁の縁から12ミリの所に印を付けて、印に38ミリぐらいの長さのビスをビス先が出るまでネジ込みます。するとビス先が150ミリ間隔で尚且つ縁空き12ミリのところに出たお手製のビスピッチマーカーが出来上がります。この道具をボードの縁に合わせて、ビス頭の方からほんの少し押さえてあげれば縁空き12ミリ・ビス間隔150ミリに小さな穴が空き、ビスの打ち込み場所が綺麗に分かるという道具は、まさに職人の治具作り(伝統の技)からきたものと言えます。全ての道具は職人の治具作りから出来ていますがここの現場にもありました。すばらしいです。
施工会社 岐阜県 株式会社日伸建設
ホームリサーチ岐阜 KWです。基礎外周部の設備貫通部分のモルタル充填は当たり前に施工をされますが、内部の立ち上り部分についても貫通部のモルタル充填がされているのは丁寧な施工と言っても良いでしょう。ここの現場は、貫通部の大小問わず全てモルタルの充填がされていました。配管の固定をしっかりとして、嫌な振動の発生源とならないように、またシロアリや、ほこり、ごみが侵入した場合に各基礎内部で拡散しないためにも施工が望まれます。
施工会社 岐阜県 株式会社香瑛住研